こんにちは、ジョージです。
今回は、僕が大学時代に出会いたかったOB/OGに就活・転職について相談できるサイト『ビズリーチ・キャンパス』を紹介したいと思います。
僕は理系大学院卒業後、財閥メーカーに新卒入社し研究員として3年半勤務した後、別の財閥メーカーに海外営業として転入しました。
当時は相談できる人もいなかったのでとても苦労した思い出があります。
そんな私からすれば夢のような『ビズリーチ・キャンパス』の魅力を伝えたいと思います。
(因みに僕は転職時にビズリーチを利用しました)
1. ビズリーチ・キャンパスとは?
端的に言えば、大学別のOB/OG訪問サイトです。
大学にもキャリア相談窓口やOB/OG訪問はありますが、頻度や相談相手が少ないですよね。
大学生時代、志望企業に在籍している先輩がいなかったため、自力で調査・対策するしかありませんでした。
入念な準備の結果、晴れて入社する事ができました。
しかし、イメージ像と実際の文化にギャップがあり、3年半で転職するに至りました。>
内部の方の生の声を聞く事がいかに大事か学びました。
ビズリーチ・キャンパスではキャリアの悩みや不安について、先輩と相談する事ができます。
有名企業に勤務している3万名以上のOB/OGが登録しているので、必ず志望企業の先輩と出会えるはずです。
2. ビズリーチ・キャンパスのメリット
2-1. 内部の人間のリアルな声が聞ける
正直これに尽きます。
企業の文化は内部の人間にしかわかりません。
ただ、大企業の場合、部署ごと、或いは上司次第で文化が全く異なるので、自分の希望部署の状況や文化を聞く事がとても大切です。
自分の「やりたい事」「求める働き方」をしっかりと伝えて、マッチ度を必ず確認しましょう。
個人的な話ですが、前職はスマホ関連だったので、商品サイクルが短くミスが許されない分野でした。
そのため、タスクをチームで共有→タスクを割り振り→報告の連続でした。
顧客のパワーが非常に強いため、こちらからの提案は許されず、ただ言われた事を素早くこなす事で評価が決まりました。
(評価が決まる=仕事が増えるだけです。業務成績は平均点しかつけられません。高い成績を付けるとシステム上出世が早まり、上司は人事部に稟議を通す必要が生じるので、そのような手間を取ってくれません。)
逆に言えば、評価されなければ少ない仕事で同じ給料をもらえるので、一つの幸せの形だとは思います。
人事制度は部署ごとで差異が少ないと思うので、必ず確認しましょう。
2-2. 企業からスカウトがくる
これは学生時代に優秀な実績を積み、自身の専攻が企業の事業とマッチングする必要があります。
ハードルは高いですが、配属部署が明確でこちらに選択権があるので、とても良いシステムだと思います。
私は有機化学を専攻していましたが、配属されたのは光学、量子力学、熱力学に関わる分野でした。
新しい事を学べて私は不満はありませんでしたが、学生時代に学んだことを活かしたい、という方には企業の配属は酷だと思います。
ですので、志望企業からスカウトが着たら前向きに検討しましょう。
逆に言えば、スカウトがもらえるような実績を意識して、学生時代を過ごす事をオススメします。
2-3. 就活情報(セミナー・イベント・インターン)あり
合同説明会はHPを見たらわかる事しか聞けません。
人数が多く時間が短いので、濃い意見交換はできません。
ビズリーチ・キャンパスでは企業の個別セミナー/イベント情報がわかりやすく記載されているので、とても使い勝手が良いです。
企業内の人間としては、わざわざ個別セミナーに来てくれる方にはとても好感が持てます。
人事的な事を言えば、熱意があり、蹴られるリスクが小さいと感じるので安心もできます(笑)
噂によれば、セミナー参加者は記録されているようです。
なので、志望企業のセミナーには積極的に参加しましょう。
ただ、個人的な意見としては、周りに流されて「なんとなく参加する」のはやめた方が良いです。
時間が勿体ないので、その時間をES(エントリーシート)作成に充てた方が有意義です。
3. ビズリーチ・キャンパスのデメリット
3-1. 採用活動の場として企業が利用している噂あり
どうやら応募者を増やして優秀な人材を確保するために企業が採用活動の場としてビズリーチ・キャンパスを活用しているとの噂があります。
その場合、ポジティブな情報しか提供してくれない懸念があります。
真偽は不確かですが、確かめる方法があります。
それは、OB/OGが人事部か否かです。
このような活動を人事部以外がすることはありません。
したがって、人事部以外でしたら間違いなく善意で登録しているOB/OGです。
もちろん、人事部であっても善意で登録してる方もいらっしゃると思います。
積極的に悪い部分をヒアリングしてみましょう。
3-2. 大企業や有名大学に偏っている
有望なスタートアップ、中小企業はたくさんあります。
裁量が大きく、成果に応じて評価される傾向にあるので、大きな成長が期待できますし、やりがいを感じれると思います。
そのような企業に触れられないのは、とても勿体ないです。
現在はSNSやインターネットの発展により個人が発信できる時代です。
さらに、SHARP、東芝、ANAを見ればわかるように、大企業=安泰は成り立ちません。
大企業のブランドに頼らず、自分自身のスキルや価値を高めるべきだと思います。
ビズリーチ・キャンパスで出会った先輩に、大企業ならではの悩みを聞くのも良いかと思います。
4. まとめ
ビズリーチ・キャンパスは志望企業の生の声を聞ける非常に有用なサイトです。
大学にくるOB/OGは採用が目的なので、本当に都合が悪い事は教えてくれません(笑)
せっかくなので、本当に悪い点・問題点を積極的に聞いて、最良な企業選びに活用しましょう。